職住近接が実現!東京都世田谷区の住みやすさ
自然が多く残されたエリアや大きな公園が多く、教育面では意識の高いご家庭の方々が多く移り住むため、治安の良い小学校が多数ございます。
再開発が行われた二子玉川や三軒茶屋、自由が丘にもアクセスが良くお買い物も楽しめます。
お子さまを育むファミリー層に大変人気の高い立地であることが分かります。
医療関係も大型病院が点在しているので、万が一の時も安心です。
都心へのアクセスも良好で職住近接が実現して住みやすい街です。
世田谷区の保育園と幼稚園
世田谷区の待機児童数は2018年までの5年間は23区内でワーストワンとなっていましたが、保育園をハイペースに増設するなどして対応がなされて、2019年には見事ワーストワンを返上しました。
自然豊かで大きな公園が点在
世田谷区内には約400もの公園があり自然豊かな住環境となっています。
高級住宅街として知られ、芸能人も多数居を構える深沢は区内でも緑が美しい人気のエリアとなっています。深沢はどの駅からも離れたところにありますが、それでも人気が落ちないエリアです。
多摩川周辺には緑が豊富に残っており、玉堤や野毛エリアは都内とは思えないほどのんびりとしたライフスタイルを送ることができます。
砧エリアには桜の名所で知られる砧公園があり、その広大な敷地に多くの人が集り賑わっています。
同じく桜の名所で有名な上用賀にある馬事公苑も豊かな緑がございます。こちらは馬を間近で見れる貴重な公園で、大人からお子様まで楽しめます。
また、都内で唯一の渓谷である等々力渓谷も世田谷の自然環境を語るときには欠かせません。等々力不動の見事な桜や、すがすがしい新緑、四季折々の美しい自然を満喫できます。
東京オリンピックで利用された駒沢オリンピック公園は緑と数々の体育施設が完備された運動公園となっております。駒沢通り沿いの銀杏並木が作り出す黄金のトンネルも見応え充分です。
ハザードマップから世田谷区の災害レベルを検証
多摩川周辺は低地で水分を多く含んだ土地のため、水害の恐れが比較的高いと国土交通省が発表しているハザードマップでは表記されています。
多摩川から環状八号線に向かうまでが急傾斜になっており、環状八号線まで登り切ると海抜が高くなり、土地も固いとされています。
緊急日に避難所として指定される学校付近や体育館が設置される場所は、万が一の場合を想定して設置されているため、近隣は安全な場所が多いと言われております。
また、墓地の近くは嫌煙されがちですが、地震に強い頑丈な土地に設置されることが多いです。樹齢何十年という大木が立っている土地も、長い間安全だったという意味もあり、判断材料の一つになります。
ハザードマップだけではなく、その土地の歴史などを調べてみるとさらに詳しく災害レベルを検証することができるのでオススメです。
世田谷区の治安状況
世田谷区の犯罪発生率は23区中、下から6位となっており、比較的治安が良いエリアとされております。
世田谷区の人口は23区中、1位と非常に多いので犯罪件数ではなく、犯罪発生率で見ることが重要です。
エリア毎に見てみると全体的に落ち着いた住宅街が多く、都内とは思えないほどの畑が広がっているところもあり、実際に街を探索してみて治安は良さそうです。
治安対して意識の高いファミリー層が多く移り住んでくるので、自然とそうなるもの納得です。ただし、セレブや高級住宅街のイメージが強い世田谷区にはお屋敷が多く、空き巣被害が少なくないことは注意が必要です。
下北沢、三軒茶屋、自由が丘などは人が多く行く交う繁華街となっておりますので、遅い時間になると暗くなる場所くらいは把握しておいた方が良いかもしれません。
気になる平均年収は?
世田谷区の平均年収は534万円と23区中7位となっており、比較的上位に位置しております。
年収1千万以上の所得者が多いのは成城になります。
近年再開発で人気が高まった二子玉川も上位に来ております。
エリアごとの家賃相場
東急田園都市線の渋谷に近い池尻周辺が賃料相場が高く、近年再開発で人気が高まっている二子玉川周辺も次いで高くなっております。
田園都市線は比較的相場が高いですが、渋谷から二子玉川間では用賀駅が中でも賃料が抑えられ、北側上用賀のエリアは駅から離れるため、さらに賃料が下がります。
三軒茶屋駅も非常に人気が高く、3LDKは25万円前後考えておいた方が良いでしょう。
次に相場が高いのが、東急大井町線の二子玉川から九品仏間です。
閑静な住宅街と知られるこの尾山台、等々力、上野毛エリアもファミリーから非常に人気があり、相場が上がっております。
ただし、多摩川に近づく玉堤エリアは賃料が安くなります。東急目黒線の奥沢、東玉川エリアも相場が高いのは事実ですが、意外に穴場物件も出ることがあります。
世田谷区北側にいくと相場が落ち着いてきて、駅からはどこも離れてしまう鎌田や砧、宇奈根周辺は大分賃料を抑えられます。
小田急線の経堂、千歳船橋、祖師ヶ谷大蔵エリアは南側に比べると賃料が下がります。高級住宅街のイメージが強い成城学園前周辺もお屋敷街はあるものの全体的な相場は想像以上に高くはありません。
新宿に近づくと人気が高い下北沢や渋谷区の代々木上原に近づくエリアがあり、どうしても賃料が上がってきます。
さらに北側の京王線千歳烏山から桜上水間も比較的安上がりに借りることができますが、明大前駅周辺は都心へのアクセスも良く、世田谷区の中でも高額エリアに属します。
東急沿線でもあまり知られていない東急世田谷線は都心へ乗り換え必須のためアクセスが悪いですが、三軒茶屋に出やすく、賃料は落ち着いているので、メインが車通勤の方には意外に穴場のスポットです。
医療環境も充実で安心
世田谷区では、0歳から15歳に到達後最初の年度末までの医療費の一部を助成しています。
駒沢オリンピック公園からすぐのところに城南地区、中核の病院である東京医療センターや、瀬田にも玉川病院もございます。
どこのエリアからも比較的近いところに大きな病院が存在しているので、いざという時に安心ということも世田谷区がファミリー層から人気の高い要因でもございます。
世田谷区のレジャースポット
【等々力渓谷】
大井町線等々力駅近く、ゴルフ橋のたもとから階段を降りると、そこは30箇所以上の湧水があり豊かな水源を有する、まるで別天地の渓谷。多摩川に向かう谷沢川の流れに沿って散策路を歩むと、ついさっきまで街中にいたことが嘘のような気分になってきます。等々力不動の見事な桜、すがすがしい新緑、季節ごとに自然のすばらしさを思い出させてくれます。
【駒沢オリンピック公園】
昭和39年東京オリンピック大会を記念した塔が中央広場にそびえ、陸上競技場やテニスコート、体育館、野球場、プールなど、12の体育施設があります。総面積の約30%が緑地で、散策にも最適。春は桜、秋は紅葉が見事。地域住民の生活に密着した公園で、ドッグランもございます。
【長谷川町子美術館】
漫画『サザエさん』の作者、長谷川町子の美術館。収蔵コレクション展は、姉の毬子と一緒に蒐集した美術品をテーマに沿って展示。
その種類は、日本画・洋画・ガラス・陶芸・彫塑などの多岐に渡る。町子コーナーでは、『サザエさん』をはじめ、『いじわるばあさん』、『エプロンおばさん』などの原画や、町子の水彩や陶芸作品などを展示。
また、毎年夏に開催される「アニメサザエさん展」では、『サザエさん』の原画とアニメの世界が繰り広げられる。磯野家のミニチュア、原画やアニメ映像など、ここでしか見ることのできない多くの展示品を観ることができる。
【二子玉川ライズ】
近年楽天本社も移転して話題になっている二子玉川駅の再開発で巨大なショッピングセンターである二子玉川ライズ。
商業、オフィス、住宅などで構成される複合施設で、民間再開発としては都内最大級の総開発面積を誇ります。
二子玉川ライズは豊富なショップが並ぶ「ショッピングセンター」だけではなく、専門店を集めた「ドッグウッドプラザ」、物販店から飲食店まで並ぶ「オークモール」、レストランやミュージックサロン、不動産店舗まで多種多彩な「バーズモール」、クリニックや保育園が集まる「プラザホール」、銀行が入った「オフィス」の6つの施設で構成され、今まで二子玉川になかったカジュアルに使えるお店が多数揃っています。
多種多様な魅力あふれるショップの中でも人気なのは”ライフスタイルを買う家電店”である蔦屋家電。本と家電の異色の組み合わせですが、世田谷区民のアンケートで欲しい施設の2位が家電店ということからこのような形になったそうです。
ちなみにアンケートの1位は映画館で、二子玉川ライズには世田谷区初のシネコン「109シネマズ二子玉川」もオープンしています。席数は約1,700席、メインシアターにはIMAXデジタルシアターを採用していて、高品質の映像を体感することができます。
二子玉川ライズの最大の魅力は、ショッピングスポットやレストランがぎゅっと凝縮されていながら、多摩川の豊かな自然と共存していること。
駅前から二子玉川ライズ全体を貫く「リボンストリート」を抜けると、二子玉川公園にたどり着きます。大きな芝生のエリアがあるほか、カフェや日本庭園などもあり、子供から大人まで楽しめる気持ちのよいエリアになっています。
【砧公園】
世田谷区内では駒沢オリンピック公園に次いで2番目に広い敷地面積を持つ、砧公園。もともとゴルフ場だったこともあり、園内には見渡す限りの芝生が広がっています。
春にはソメイヨシノをはじめとする約840本の桜が見頃を迎え、お花見にも人気の公園です。園内は芝生の広場と樹林で構成されるファミリーパーク区域と運動施設区域が整備されているほか、バードサンクチュアリや吊り橋、世田谷美術館があります。
また、サイクリング用の道路も整備されており、ウォーキングやランニングをする人もいたりと、区民の憩いの場になっています。
ピクニックを楽しみたいなら、ぜひお弁当を持って広大な芝生広場「ファミリーパーク」へ。公園内でも特に桜が多い地域なので、お花見にも絶好のスポットです。大木が多く、枝が地際まで伸び、目の高さで花を見ることができます。
【五島美術館】
五島美術館は、昭和35年(1960)4月18日に設立した美術館で、東京都世田谷区上野毛に開館しました。
美術館設立の構想は、東京急行電鉄株式会社の元会長・五島慶太(ごとうけいた 1882-1959)によるものです。慶太翁は鉄道事業のかたわら、半生をかけて古写経をはじめとする貴重な美術品の数々を蒐集しました。
自らの所蔵品を広く公開する美術館の設立は慶太翁の宿願であり、精力的にその準備を進めていきましたが、開館を目前にして完成した姿を目にすることなく世を去りました。
五島美術館では、美術のより深い鑑賞のために、展覧会毎に講演会やギャラリートークを随時開催しています。
その他、ミュージアムショップでは、展覧会カタログや名品図録、美術を身近に楽しめる絵葉書やステーショナリー、小物類などの各種ミュージアムグッズを制作販売しています。
【馬事公苑】
とにかく広い敷地に春には見事な桜が咲き誇ります。遊びに行くときは歩きやすい靴を履いていきましょう。
約80頭の馬が飼育されており、あちこちで馬の姿を見ることができます。元競走馬にも会える貴重なスポット。実際に馬が走るコースを歩く事ができるので、とても楽しめます。